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ホストファミリーを訪問
クラブリは、私が高校生のときにホームステイしていた場所です。これまでに私の母や娘たちは訪れたことがあるのですが、父が一度も来たことがなく、ぜひ一度お世話になったホストファミリーを訪問したいと思っていたことから今回の旅行を計画したのでした。このため特に観光とかは予定していないのですが、観光客がよく行く場所をいくつか紹介しておきます。
タップリーのサラパオ
陸路でチュンポン側から入る場合、国道4号線を南下します。市の中心部から手前12kmくらいのところにサラパオ(中華まん、ซาลาเปา)で有名なタップリー(ท ับหลี)があります。中華系の方が集まって住んでいた地域で、今ではサラパオで有名。こっちの中華まんは日本のより小ぶりで、中で餡がころころ転がってるような感じです。日本人には、汁のない小籠包と説明した方が伝わりやすいかも。(甘い餡もあります)
お店が何軒か連なっているのですが、ホストファミリーの親戚がやっているお店もあって、ステイしていたときは親戚のところに行くときとか前日から予約しておいて100個とか手土産にしていました。蒸し物なので一度に蒸し器に入る数が限られているのと、その日の分が終わるとどのお店も早々に販売終了してしまい追加生産とかしないようなので、予約なし・通りすがりで絶対食べたい場合は午前中に行くのが良いと思われます。
クラ地峡
マレー半島がいちばん狭くなっている場所です。ここに運河を造ってマラッカ海峡を通過しなくて良いようにしようという計画もあるほど。戦時中には日本軍がミャンマー側へ物資を輸送するための鉄路を建設したことも。あんまり整備されていないのですが、川の向こう側にミャンマーが見えます。
英語はKra Isthmus、タイ語はคอคอดกระ で検索ください。当然ながら地峡の反対側もあります。こちらはラノン県、反対側はお隣チュムポン県(Chumphon、ชุมพร)になります。
※ブログ内でわざとチュムポンをチュンポンとしている箇所があります。日本語で書かれたものは圧倒的にチュンポンが多いようなので通りが良いかと。正しくは「M」なんです^_^;
Gong Coffee
ゴンさんが地元でロバスタコーヒーを焙煎して自家焙煎しています。ゴンバレーGong Valleyっていう敷地内にゲストハウスやらレストランやらへ併設されていて、焙煎の様子を見学できたりします。よく団体向けのワークショップをされたり、TVや雑誌の取材も多いので地元ではちょっとした有名人です。バレーと名前が付いているとおり、国道から少し外れたところにあるので足がないと行きづらいですがおそらく宿泊だと送迎もやっていると思います。(曖昧。ゲストハウスは送迎やってるところが多いです)
タイ産コーヒーは北部の方が規模が大きいのだと思いますが、南部でもチュムポンのカオタルコーヒーとか有名です。
サラパオ以外の食べ物ではクラブリ川(汽水)でとれる海老が名物といえるかな。マーケットから少し歩くと川辺にレストランがあります。私はたいていお土産に、コーヒーと、干しエビと、ラノンの名産カシューナッツをお願いしています。
ラノン県内まで広げると、温泉、丘陵、滝、ビーチに離島・・と見どころはたくさんあります。お気づきかと思いますが自然いっぱい、といったイメージの地域ですので、目的地から目的地への主な移動手段は車になります。離島は船移動ですので公共交通手段の乗り継ぎでも何とかなりそうです。