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バングラデシュの寝具
夫はバングラデシュの出身です。私たちは日本で生活していますが、夏場はバングラデシュから持ってきたカタという薄手の掛け布団で寝ています。
刺し子に近い?
カタはインドではカンタとも言われています。ネット検索する際にはKhanta Quiltと入れるとそれらしい画像が出てくるはずです。そもそも刺し子のようなこのステッチ技法のことを指す単語なので、掛布団以外にもいろんなものに使用されているわけですが、うちでは「カタ」といったらこのコットンケットのことを指します。
生地はビンテージサリー
さてこのカタ。通常は古くなったサリーの布を複数枚重ね合わせ、ステッチを施して作ります。リサイクルでもありますが、何といっても使い込まれたコットンの柔らかさが寝具として実に気持ち良いからこそ取り入れられているのだと思っています。
個人的には、パジャマのように頻繁に洗濯するコットン生地は、一か所破れてしまってもあまりに肌触りが良くてなかなか手放せない性分です。
サリーでなくとも?
で、今までなぜか一度も考えたことがなかったのに、もしかしてバングラデシュの親戚に頼まなくても自分でカタを縫えちゃうのでは?と思いついてしまったわけです。
刺し子さえやったことがないのですが、ひたすら運針繰り返せばいつかはできるのでは?と軽い気持ちからカタプロジェクトがスタート。頓挫の可能性大ですが温かく見守ってやってください。