自分がこの本好きだな、と思うに至るにはいくつかのパターンがあるようです。
最初はとっつきにくいけど読み進むうち取り憑かれるように引き込まれるもの。
読後もぼんやりとした印象しかなかったのに、後々思い出され、無意識のうちに文章の中のいくつかのフレーズや場面が深く自分の中に染み込んでいたことに突如気づくもの。
この本は、最初のページだけで、自分が好きなタイプの本だと気づくパターンでした。そして最後まで裏切られることなく。
ドラゴンボールでピッコロを途中から好きになった人は、きっと好きな本ですよ^_^
日本語版の装丁と翻訳も、私にとっての好きな理由のひとつだと思います。
原書を読みたいけどスウェーデン語?
無理なので英訳版読んでみることにします。ペースが落ちるので、じっくり読めるんじゃないかと。また、翻訳には翻訳の味があるので、英訳版はまた別の味わいがあるのだろうな、って。